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<奥さんのCL、意外な発見>
最近ウチの奥さんにも写真の面白さが分かってしまった。「しまった」と書いたのはちょっと困ったことがあるからで、実は、ライカボディーの取り合いになってしまうのだ。以前ヘキサーを渡してはいたものの、一度ライカをいじらせたら、「これ楽しい。いろいろいじるところがあって、おもちゃみたい。おもちゃだねライカは。」と、人によっては怒り出すような大胆な発言をしてM6TTLを持ち出すようになってしまったのだ。
これはマズイ。これをきっかけに夫婦間に亀裂が入ったりして、家庭裁判所で「実はウチにはライカが一台しかなく、、、、」などと言い訳するのも特にカッコいいとは思わない。最後に慰謝料としてその1台を取り上げられちゃったりしたらなおさらカッコ悪い。
そんなふうに考えている時にちょうど、ライカCLの出物を見つけてしまった。評判のいいズミクロン40mmと、さらにエルマーC90mmがついて11万円ちょっと。これはお買い得だ。奥さん用にピッタリだ。
ちょっと安いには訳があった
このCLは大きな修理をしたあとらしく、シリアルナンバーの刻印が無い。軍艦部をとりかえられてしまったのだ。ただ、別にコレクションのために買うわけじゃなし、使えるならそれでいいと思ってそのまま購入してしまった。
シリアルナンバーがない軍幹部だが、新しいらしく、ファインダーも完璧だ。我が家にはかえってよかった。ファインダーがくもりぎみのオリジナル品なんかよりよっぽど良かった。
さて、さっそくズミクロン40mmをつけてタイの景色を撮ってみた。奥さん用のはずじゃあ、なんて思った人は思いやりが足りません。奥さんに渡す前にテスト、そう、食べ物で言えば毒見。なんと親切な旦那だろう。私は自分のそんなところを誇りに感じているのであります。

このレンズ、とても力強い。映ってるものの密度が濃い。多分、ハイライトでもフレアが無いことによるのだろうけど、今まで使ったライカレンズの中で一番力強さをもった表現だ。
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